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戸籍謄本の一部が戦争により焼失した場合の上申書(見本)

上申書の見本

相続による不動産名義変更をする場合、法務局に対して必要書類を添付したうえで所有権移転登記を申請しなければいけません。そして、必要書類の中には、被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本を提供する必要があります。しかし、役所に申請した場合でも戸籍謄本が何らかの事情(震災で滅失した場合や戦争で焼失した場合など)によって発行してもらうことができない場合があります。

そういった場合には、役所で「焼失証明書」といった書類を発行してくれます。(役所によって呼び名が異なります。横浜市では「告知書」と呼ばれる。)
この焼失証明書には、焼失した原因や日時などが書かれておりますが、本来証明すべき内容については記載されていません。これでは、法務局の方では誰が相続人なのか判断をすることができませんので、代わりに上申書の提供を求めてくる場合があります。
上申書については、見本がなければ作成をすることが難しいと思いますので、当事務所から見本をご案内します。このページの下へスクロールしていただくこと上申書の見本がございます。

戸籍謄本の焼失証明書(告知書)について

戸籍や除籍が震災・火災により焼失し,戸籍や除籍の再製が行われていないか,再製が困難なため戸籍謄本等の証明が交付できない旨の証明です。市区町村によっては名称が異なることもあります。

横浜市では,特に関東大震災や戦争時の空襲によりこの時期に除籍となっていた戸籍については焼失証明として告知書の発行となる場合があります。証明には当該請求戸籍が明らかにあったことを請求者は別の戸籍謄本等で証明する必要がある場合があります。

横浜市鶴見区HP参照:告知書について

上記は、横浜市鶴見区のホームページから引用したものです。
特に横浜市では戦争による焼失を理由として戸籍謄本を発行することができないことがありますので注意が必要です。(横浜市では焼失証明書のことを告知書と呼びます)
では、当事務所が実際に横浜市鶴見区の戸籍謄本を取得できなかった場合に、法務局へ提出するために作成した上申書の見本をご覧下さい。

戸籍謄本の一部が戦争により焼失してしまった場合の上申書の見本

上 申 書

 

横浜地方法務局○○出張所 御中

 

下記記載の物件につき相続による所有権移転登記を申請するにあたって、被相続人の相続を証する書面は平成○○年○月○日付け告知書の通り一部添付不能(理由:昭和○○年○月○日の戦災により焼失)のため、本書をもって被相続人の相続人は本件申述者のみであり、他に法定相続人のないことを上申いたします。

また、本登記が受理されることによって、本件の権利関係に関しまして今後いかなる紛争も生じないことを確約し、決して御庁にはご迷惑をおかけいたしません。つきましては、本書面をもって本登記申請を受理していただきたく、ここに上申いたします。

 

[不動産の表示]

  ~省略~

 

[申述者]

  住所

  氏名                  印


  住所

  氏名                  印

 

上申書作成のポイント

上申書の書き方のコツとしては、相続による所有権移転登記をしたいがどんな理由で戸籍謄本を全て添付することができないのかを説明することです。
法務局の方でも戸籍謄本が添付できない事情を理解していますので、きちんとした書類を提供すれば受理してくれるはずです。
法務局ごとに取り扱いが異なり、上申書の添付ではなく、それ以外の方法を指示される場合もありますので、自分が登記申請をする先の法務局の人に相談のうえ登記申請をしてください。

なお、この上申書には、特段の規定は存在しませんが実印を押して印鑑証明書もあわせて添付しておいた方が無難と思われます。

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18
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